武道館でライブ
武道館でのライブは、バンド活動を行う人にとっては誰もが目指す高みと言えます。
その憧憬とも呼べる感情は、高校球児のだれもが夏の甲子園の出場を目標とすることに近いのではないのでしょうか。
しかし、武道館はあくまで会場として貸し出しを行っているに過ぎず、武道館でのライブを行うにあたって、何か厳しい審査などがあるわけではありません。
では何故、武道館はバンド活動のみならず音楽活動を行う人たちにとって重要な会場と位置付けられてその注目を集めるのでしょうか。
一言で言い表すと、それはステータスであると言い切ることができます。
武道館でのライブを行えるようになる、ということが音楽活動によってそれだけの価値を認められていると考えられているのです。
武道館が音楽を志す人に聖地のような存在として君臨する訳には、まず第一に、外国人アーティストの公演が多く行われていることが挙げられます。
つまり武道館でのライブを行えるということは、大げさにはなりますが、意味としては海外で活躍しているアーティストと肩を並べたと言える訳です。
また、厳しい審査などはなく貸し出されているといっても、1回の公演に利用するには数百万の賃貸料が発生します。
さらに舞台の設置や音響、演出などを含めるとそれらにかかる費用は膨大になります。
ですから武道館でのライブを行うということは、それだけの投資をしてもペイできるだけの集客力があるという意味でもあるのです。
こういったことから、武道館でのライブは、実力・人気ともに認められたアーティストが行うことができるステータスといえることができるのです。